メールマガジン・バックナンバー

<<12月-2号の目次>>
*一般向概要・動向記事
●V6R1のプログラム変換はCISCからRISCよりは簡単
●IBM、サーバー販売で首位、売上は減額
*SE向専門記事
●HSSF 文書でのタイム・スタンプの使用
●ファイルを参照しているユーザーの判別
*PTF情報
●最新の更新情報のご案内


一般向概要・動向記事

●V6R1のプログラム変換はCISCからRISCよりは簡単
Penton Media, Inc.
Chris Maxcer

2008年にi5/OSのV6R1に移行して、引き続き既存のアプリケーションを使うためには、プログラムの変換が必要となりますが、処理は複雑ではなさそうです。たとえば多くのアプリケーションは瞬時に自動的に変換されます。IBMは出荷を2008年早々と発表したのみでまだ詳しい日程は発表されていませんが、早い時期に行われたこの予告は何が目的だったのでしょうか。変換処理はどれくらいの困難を伴うのでしょうか。この件についてIBMで多くのプログラム変換の陣頭指揮を取ってきたPaul Godtlandと、System iの製品マネージャーIan Jarmanに接触することができました。

なぜ?
Godtlandは「V6R1におけるプログラム変換の主要点はユーザーによるソフトウエアのアップグレードを可能にしていること。このマシン・インターフェースのアーキテクチャーには特有の機能が有って、プログラムのインプリメンテーションをリプレースすることができ、さらにそれらがなおも同じMIオペレーションを稼動させているので、同じ方法で作動させることができる。我々はこのシステムの数多くの鍵となる特徴を整合性からパフォーマンスにいたるまで改善しており、また新しい機能を提供している」と述べています。

何をするか
Godtlandは「準備段階における重要項目として、我々はAnalyze Object Conversionと呼ばれるツールを提供するPTFを用意した。ぜひ先駆けてこれを稼動させてほしい。このツールによって、ほとんどのプログラムは問題なく変換されるが、作成データが削除されている一部の古いプログラムは変換できない」と説明しています。

Analyze Object Conversionツールの主要目的は、作成データ、別名「プログラム識別情報」を持たないアプリケーションを確認するための準備期間を顧客に提供することです。

Godtlandは「もしそれらがソースを持っていれば、単にリコンパイルするだけであり、プログラム識別情報が無くプログラムのソースを有していなければ、そのベンダーから最新のバージョンを入手する必要がある」と説明しています。

「V5R1またはそれ以降を対象にして作成されたプルグラムは、すべて変換に十分なプログラム識別情報を有している。従って、我々はV5R1より古く、作成データが明らかに除去されているプログラムを取り上げる」と付け加えています。

識別情報がなければ変換できない
ほとんどのアプリケーションはプログラム識別情報を持っています。「もともとSystem 38でコンパイルされたプログラムがあり、これはV6R1に巧く変る」「誰かがプログラム識別情報を除去しなければならない」とGodtlandは言います。

「もしユーザーがV3R6に移行していれば、プログラム識別情報を持っていなければならなかった。我々がお願いしたいことは、誰かがプログラム識別情報を得れば、その後いつか、誰かがそれを削除すること」とJarmanは言います。

厄介なソリューション・プロバイダー

Godtlandは「ソフトウエアのプロバイダーは新しいバージョンを作ることができ、自分たちが出荷する前のプログラム識別情報を除去することができる。しかしながら、そのバージョンが最新のアプリケーションというケースは少ない」と言います。

いぜれにしても、準備が鍵です。顧客はAnalyze Object Conversionツールを使うことで、どのアプリケーションがプログラム識別情報を必要としているか、どのアプリケーションをリプレースする必要があるかを正確に確認することができます。IBMはこの処理を支援するためWebサイトに「i5/OS Program Conversion: Getting ready for i5/OS V6R1」を表題としたRedpaper Draftページを開設しています。
http://www.redbooks.ibm.com/redpieces/abstracts/REDP4293.html?Open

Jarmanは「このレッドブックをダウンロードして、ツールのアウトプットを理解すれば、V6R1への移行に大変自信をもつことができる」と述べています。

実際に困難なのか
Jarmanは「過去、我々が新しいオペレーティング・システムを発表したとき、同時に新しいオペレーティング・システムを必要とする新ハードウエア・システムを発表した。しかしながら今回は状況が異なる。我々がこの方法を取ったのは1990年代の中期で人々はその処理をCISCからRISCと呼び、顧客は同時にハードウエアのアップグレードを行っていた。この点が大きく異なる。今回我々はPOWER6を導入しており、顧客はオペレーティング・システムを変更する必要が無く、なおも引き続きV5R4を稼動させることができる。したがって、ハードウエアはこの変換と関係が無い」と説明しています。

IBMは多くの事前警告や準備資料を提供していますが、プログラム変換が必ずしも特に難しいという意味ではありません。今回のIBMの顧客向け対応が親切だということです。ただし、古いアプリケーションを使っていてそれがプログラム識別情報を持っていない一部の顧客にとっては、もしそのソリューション・プロバイダーがもはや存在しない場合や新しいバージョンが高価な場合は非常に厄介なことになるといえます。

他の選択肢よりは良い
Jarmanは「もし誰かが、なぜSystem iとi5/OSでこれを行わなければならないのか?と疑問を抱いたとしたら、他のプラットフォームへの選択肢を考える価値はある。理由は、他のプラットフォームではバイナリー互換性は見られないからだ。過去を長期的に見た場合、人々はアプリケーションのコンパイル、再書き込み、再最適化を余儀なくされてきている。そこで我々は先ず第一にSystem iの鍵である長期使用という利点のひとつを顧客に享受してもらおうとしている。もし、これがSystem iでなければ、我々は次のラウンドの再コンパイルを話し合っているであろう。それこそまさに我々がSystem i上でこのテクノロジーを独立させることによって長年避けてきたこと」と述べています。
 
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●IBM、サーバー販売で首位、売上は減額
IDCの調査報告によれば、IBMは2007年第3四半期における全世界のサーバー売上シェアで30%を占め首位のポジションを堅持しています。この業績にはサーバー売上の31.1%を占めるUnixサーバーの業界成長が寄与しており、IBMはこの市場で31.9%の売上シェアを獲得しています。なお、IBMはSystem zとSystem iが不振で若干のマーケットシェアを失っていますが、IDCはSystem zが主に影響を与えたとしています。

同じくIDCによれば、System zメインフレームは2007年第3四半期、全世界売上シェア28.1%、価格$250,000でサーバー分野をリードしています。これに見る限り、IBMはハイエンドで強さを維持しているといえます。ただし、System zは四半期を5期連続で成長してきた後、第3四半期の売上額は31.9%落ち込みました。

また第3四半期におけるサーバー全体の成長率は0.5パーセントでした。IDCはWindowsサーバー、Linuxサーバー、及びUnixサーバーは成長しているにもかかわらず、ミッドレンジのエンタープライズ・サーバーは2.2パーセントの下落で、四半期を2期連続して下落したと報告しています。

IDCのEnterprise Platforms部門、バイスプレジデントMatt Eastwoodは「x86、ブレード、及びUnixシステムの需要は変わらずに強いが、第3四半期における他の市場は冷えていた。特に米国における経済の先行きに対する不安が顧客におけるインフラのニーズに対する再考を促し、同時に新しいレベルの演算と出力密度によって電力とクーリングの課題が改善され、市場において異なるITインフラの購入パターンが生まれている。我々はこれを市場全般にわたる過渡期の初期段階であり、いっそう柔軟性を持ったIT構造への有意義な投資が要求されるであろうと考えている。しかしながら、経済に対する不安によって新しい投資への意欲が弱まる可能性はある」と述べています。

Windowsサーバーは第3四半期の全サーバー売上の40.4パーセントを占め、Linuxサーバーは13.4パーセントでした。

ブレードの上昇

IDCのEnterprise Computingグループ、シニア・アナリストJed Scaramellaは「IDCがこの年初にサーバー予想で述べたように、2007年はブレード・サーバーの画期的な年になりつつある。ブレードは最も成長が目覚しい分野であり、初めて全サーバー出荷量の10パーセント強を記録した。ベンダーたちが中堅企業に向けた仮想I/Oソリューションやシャーシを含む新しいブレード・イニシアチブを展開しているので、この競争力のある分野はいっそう興味が深まるところ」と述べています。

なお、他の調査会社Gartnerのレポートによれば、当期System pとSystem xの売上は増加し、System zとSystem iは下落して双方合計で8パーセント減になっています。IBMの出荷は当期4パーセント減で全世界ベースで2パーセントの出荷シェアを失っています。

Gartnerによれば、第3四半期における全世界のサーバー出荷量は前年同期比で8.7増、売上額は2.6増となっています。基本的にハードウエアの製造者はサーバー一台当たりの金額を下げ、出荷台数を増やしています。

サーバーの出荷量では、HPが全世界のサーバー出荷量の26.5を占めて引き続き首位を維持しています。
 
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SE向専門記事
HSSF 文書でのタイム・スタンプの使用

質問: HSSF を使用して Excel スプレッドシートを作成しました。すべてうまくいっているのですが、タイム・スタンプを挿入する必要があります。どうすれば挿入できますか? 回答はこのメルマガのホームページ、下記URLでご覧ください。
http://www.e-bellnet.com/technical/hint/hint_0712.html#ttl_1



ファイルを参照しているユーザーの判別

質問: 特定のユーザーが機密データや重要データにアクセスしている疑いがある場合は、どうすればよいでしょうか? 回答はこのメルマガのホームページ、下記URLでご覧ください。
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PTF情報
最新の更新情報のご案内

日本アイ・ビー・エム鰍ヘ以下のとおりPTFを更新しています。
累積PTFパッケージの最新版:
 【i5/OSバージョン】    【累積PTFパッケージ】    【生産開始日】  
    V5R3            C7303530           2007/11/12  
詳しくは↓↓↓
http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-002DAEDB

  【グループPTF】  
メルマガ4月第2号でご案内した以降の更新はありません。
詳しくは↓↓↓
http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-00190D0B



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