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e-ビジネスとは切っても切れないWebアプリケーション・サーバー |
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| By Sharon Hoffman, Duke Communications International, Inc. あなたが、Java、Extensible Markup Language (XML)、Dominoなどに関する資料を少しでもお読みになったことがあれば、Webアプリケーション・サーバーという用語に出くわしたことがあるかもしれません。Webアプリケーション・サーバーとは、広義には、Webブラウザーとそれをサポートするアプリケーション、そしてオペレーティング・システム・サービス間の通信を処理するミドルウェア・ソフトウェア・コンポーネントを意味します。Webアプリケーション・サーバーは、現在e-ビジネス・アプリケーションでサポートされている設計モデルにとってきわめて重要なものと言えます。e-ビジネスに少しでも関心があるのであれば、Webアプリケーション・サーバーについて知っておくことは重要と言えるのです。 Webアプリケーション・サーバーを理解するには、まず、ミドルウェアの概念を知っておく必要があるでしょう。ミドルウェアとは、アプリケーションとアプリケーションが要求する資源(リソース)間の通信を処理する製品のことを言います。ミドルウェアは、さまざまな形式をとっています。それらの中には、プログラムからプログラム (program-to-program)への通信を処理するIBMのMQSeriesや、データベースの要求をある特定のデータベースに適合するフォーマットに変換するODBCドライバー、異なるデータ形式間の変換( ASCIIからEBCDICへ、など)、データベース・アクセス、セキュリティー・プロトコルの認証、インタープログラム通信、エラー報告などの機能を提供する製品などが含まれます。 ミドルウェアは、以前はAS/400市場において確固たる地位を持っていませんでした。ミドルウェアとは、他のシステム開発者たちが、完全統合パッケージとして、OS/400が供給していた複数の断片を貼り合わせるために使っていたものだったのです。現在でも、他の環境ではミドルウェアとみなされている多くの構成要素(データベースなど)が、AS/400の開発者たちにミドルウェアと認識されることはありません。が、複数階層、マルチプラットフォーム、複数言語のアプリケーションが次々と生産されるにつれて、AS/400の開発者たちもミドルウェアが重要なコンポーネントであると理解しつつあるようです。 単独のソフトウェア・コンポーネントであれ同時に作動する複数製品であれ、どのようなアプリケーションに対してもミドルウェア・サービスの提供が可能です。確かに、アプリケーションのコンポーネント間で通信を確立するために必要なミドルウェア製品が多くなれば多くなるほど、アプリケーションの作成、構成、インストールそして保守はより複雑になってきます。だからこそ、ベンダー各社は、e-ビジネス・アプリケーションの増加するインベントリーをサポートできる統合ミドルウェア製品、すなわちWebアプリケーション・サーバーを開発してきたのです。 IBMは、WebSphere Application Server (WAS)を発売してWebアプリケーション・サーバー市場に参入しました。AS/400は伝統的に統合システム・サービスを提供しているため、WASの標準バージョンは無料でOS/400に搭載されています。他に2社のベンダーもAS/400とiSeries 400用のWebアプリケーション・サーバーを提供しています。その2社とは、BEA Systemsと最近Hewlette-Packardに買収されたBluestone Softwareです。 Webアプリケーション・サーバーの機能 Webアプリケーション・サーバーは、Webベースのフロントエンド・アプリケーションからビジネス・ロジックを実装するバックエンド・アプリケーションへの要求をフィルターします。Webアプリケーション・サーバーの動作目的は、2つあります。第一の目的は、フロントエンド・アプリケーションとバックエンド・アプリケーション間の直接通信を最小限にする標準インターフェースを提供することです。第二の目的は、当該URLがHTMLページ固有のものであった場合にJavaサーブレットとして起動するなどの特殊機能を提供することです。Java、XML、および関連テクノロジー向けに新しい標準機能が現れるにつれ、要求される特殊機能も日々進化しています。理想は、Webアプリケーション・サーバーが、最新標準をすべて実行し、すべてのWeb使用のフロントエンドがすべてのバックエンド・アプリケーションと通信できる「プラグ&プレイ」インターフェースを提供することです。しかし、現実には、Webアプリケーション・サーバーは、特定のオペレーティング・システムの元で実行され(多種多様のオペレーティング・システムで稼動できる、というのがWebSphereのアピールの1つです)、サポートされる特殊機能は多岐にわたっています。 次に、Webアプリケーション・サーバーの利点を検討する際に考慮すべき点をいくつかご紹介しましょう。 Webアプリケーション・サーバーはソフトウェアで実装されるものですが、対応するハードウェアも多く存在します。このハードウェアの中間階層に対する名称はさまざまありますが、一般的にはWebサーバーと呼ばれています。その結果生まれる複数階層のソフトウェアとハードウェアの実装は、多くのe-ビジネス・アプリケーションに典型的なものですが、それが、Webアプリケーション・サーバーが今最も旬な話題である理由なのです。 Webアプリケーション・サーバーは、Java、XMLなどを使うWeb使用のアプリケーションに対して標準化インターフェースを提供するように設計されています。ただし、各Webアプリケーションを最も効率良く使うには、それらを構成し、チューニングする必要があります。Webアプリケーション・サーバーは複雑な製品ですから、ソフトウェアやお使いの環境に適した構成を理解するには、相当の時間と労力が必要であると考えるべきでしょう。 Webアプリケーション・サーバーがサポートする標準機能(Javaサーブレットなど)のように、Webアプリケーション・サーバーは複雑な要素を回避するように設計されています。ミドルウェアは、従来型のAS/400開発環境においては必ずしも必要なものではありませんが、複数階層のe-ビジネス・アプリケーションにとっては不可欠なものです。システムが、ダム・ターミナルをサポートするスタンドアロン・システムの安全性から、PCをサポートするTCP/IPネットワークという新分野に広がるにつれ、AS/400の開発者たちも通信やセキュリティーについてさらに学ぶ必要がありました。同様に、お使いの開発ツールが、XML、Java、Dominoなどに広がるにつれ、また、構築するアプリケーションがWeb使用のものを包括するようになるにつれて、Webアプリケーション・サーバーと、その機能について学ぶことは不可欠です。 |
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