AS/400展望台

e-マーケットプレイスを慎重に楽観視しよう



By Sharon Hoffman, Duke Communications International, Inc.
ここ最近では、テクノロジーへの投資、特にインターネットをベースにしたテクノロジーへの投資について楽観視している人は 滅多にいなくなりました。しかし、B2B e-commerce、特に e-マーケットプレイスは、ドットコム企業の凋落とは縁がないように 見えます。Dellmarketplace.com など、いくつかの有名な e-マーケットプレイスが最近閉鎖されたにもかかわらず、全体の e-マーケットプレイスは成長を続けるとアナリストは考えています。

2001年3月28日に発表された報告書の中で International Data Corp. (IDC) は、e-マーケットプレイスのほんの一面に過ぎない e-procurement アプリケーションの売上が、 2004年までに97億ドルに達すると予測しています (報告書によれば、1997年にはたった4700万ドルの売上だった e-procurement 部門が、2000年だけで16%も成長しました)。B2B e-commerce の可能性を高く評価しているのはIDCだけ ではありません。2001年4月2日にForrester Research は、Forrester B2B Technology Leadership Forum に出席した700 人の上級企業幹部を対象に調査を行いました。投票により、59%の幹部が『経済の鈍化にかかわらず、インターネット事業 を維持または拡大している』ことが分かりました。(もちろん、この種のイベントに出席するグループの調査には若干の偏り がありますが、それでもこの結果は心強いものです。)

ある意味では、B2B e-commerce 全般、そして特に e-マーケットプレイスに関するこの楽観主義は、驚くに当たらないことです。 テクノロジーは景気下降の影響を受けることがなく、むしろ株式市場の不安定さを恐れる投資家は、堅実なビジネス・プランと、 潜在的利益や必要なコストの明確な予測が必要であるという、基本的な価値観に立ち戻っています。現在の経済状況の中では、 e-business プロジェクトが認可されるまでに、コストと潜在的利益の両面について綿密な吟味を受けることをITプロフェッショナル は覚悟しなければなりません。しかし、e-business に背を向ける理由はありません。そしてiSeries400はさまざまな面で、 e-マーケットプレイス・イニシアティブをめぐるこの新しい現実的な環境の恩恵を享受するのに理想的な位置にあります。

まず、特に流通部門と製造部門では、e-マーケットプレイスは現在のiSeriesアプリケーション・ポートフォリオを自然に拡張 したものといえます。2番目に、セキュリティー、信頼性、統合ソリューションなどのiSeriesの長所は、e-マーケットプレイス の成功に不可欠なものです。IDCの報告書 "eProcurement Applications Market Forecast and Analysis 2000-2004" の プレス・リリースの中で、IDCの eCommerce Applications プログラムの調査マネージャーである Albert Pang 氏は、 次のように述べています。「本当の勝者は、複雑なテクノロジーを円滑に採用しながら、ユーザーにその複雑さを感じさせない 企業です。」この評価によれば、iSeries 400 は e-マーケットプレイスのソリューションを探している企業にとって非常に魅力的で す。最後に、iSeriesをB2Bの主要プレイヤーに位置づけ、iSeries開発者がe-マーケットプレイス・ソリューションを簡単に開発できるようにするために、IBMは全力を注いでいます。

iSeriesに関するIBMのB2B e-commerce戦略の重要なコンポーネントは、Connect for iSeries です。これは比較的新しいソフトウェア製品で、筆者は『e-Businessへの架け橋』の中でこの製品について述べています。
http://www.e-bellnet.com/special/tec/tec_0102.html
Connect for iSeries は、従来のエンタープライズ・リソース・プランニング (ERP) アプリケーションと e-マーケットプレイス・アプリケーションとの間で、双方向に情報のやり取りをするタスクを簡単にするためのものです。2000年2月に一般に入手可能になったConnect for iSeries のバージョン1.0 は、2つのe-マーケットプレイス・プロトコル (Ariba の cXML と Metiom の mXML)をサポートしています。IBMは近日中に、追加のe-マーケットプレイス・アプリケーションをサポートする予定です。開発者が Connect for iSeries を理解しやすいように、IBMは詳細なホワイト・ペーパーを作成しました。この資料は、Connect for iSeries Web ページ
http://www-1.ibm.com/servers/eserver/iseries/btob/connect/(英文)
からダウンロードできます。

またiSeries Webサイトには、e-businessの概念に関する一般的な情報もたくさんあります。 iSeries400上でB2B e-businessソリューションを展開する理由を説明するために役立つ資料が、http://www-1.ibm.com/servers/eserver/iseries/btob/(英文)と http://www.iseries.ibm.com/developer/btob(英文)の2つのエリアにあります。e-マーケットプレイスの機能のデモンストレーション用に、IBMはeLance.comと共同でiSeriesサービス用の e-マーケットプレイスも開発しています。



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