AS/400展望台

V5R1、多くのToolboxフィーチャーが追加



By Sharon Hoffman, Duke Communications International, Inc.
V5R1ではJavaが他の機能に比べるとあまり目立ちません。
しかし、V5R1には新しいJavaフィーチャーが無いということではありません。
新しいフィーチャーが目立たないということはJavaが熟成したことを象徴しているのだともいえます。JavaはいまやOS/400の完全に 統合がなされた部分であり、IBMは今後もことごとくのリリースでJavaを増強してゆくものと我々は確信して良いでしょう。

V5R1でJavaはパフォーマンスがさらに向上しています。特に浮動小数点とJDBCの機能です。またガーベッジ・コレクション・アルゴリズム が改良されており、これがiSeriesの全てのJavaアプリケーションに優れた効果をもたらします。RPGとCobolに重要な変更が施されており、これらの言語で書かれているプログラムからJavaアプリケーションを呼び出すのが容易になりました。
しかし、V5R1における最も新しいJava機能はToolbox for Javaに集中しており、JavaクラスのコレクションによりどのJavaプログラム でもiSeriesのリソースにアクセスすることができます。

以下は、興味ある新フィーチャーです。

* JDBCドライバーのランタイム選択。これは固有JDBCドライバーの利点を享受できる機能でツールボックス・ドライバーよりも効率的です。ドライバー・プロパティーを[ネイティブ]にセットすることにより適切なドライバーが使用されます。

* コネクション・プーリング。このフィーチャーにより、ツールボックス・リソースへの接続を確立するために必要なオーバーヘッドを共用してリソースを効率的に使用することができます。コネクション・プーリングはJDBC及びAS/400接続の双方で利用できます。コネクションのプールを特定のホスト・サーバーに割り当てることもできます。

* Pingサポート。このユーティリティーにより、適切なAS/400ホスト・サーバーが稼動していることを検証することができます。 * 新com.ibm.as400.resource package。このパッケージはスプールファイルやジョブ・リストといったAS/400の情報を表示して管理するスタンダードの方法を提供します。

* 新com.ibm.as400.util.reportwriter.processor package。現段階では詳細が不明ですが、このパッケージにはXML及びXSLを使って高度化された印刷サポートを提供するクラスが含まれているようです。

* Toolboxコマンド、プログラム、またはサービス・プログラム・コールを稼動させているAS/400のジョブに関する情報を検索する機能。

* ストリング・コンバージョンのパフォーマンス改善。

ツールボックスのドキュメントを読めば、上記のほかにiSeries Toolbox for Javaをさらに有効に利用することができる多くのクラス や改善されている機能を知ることができます。

Javaを使うiSeriesのデベロッパーは、Toolboxのクラスが、既存データ及びビジネス・ロジックと、e-ビジネス及び他のWebまたは クライアント環境のために開発された新しい機能を統合するアプリケーションを作るためのキー・コンポーネントであることを実感 します。



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