OS/400 は IFS 管理用に CL コマンドとオペレーション・ナビゲーター・オプションをサポートしていますが、通常はファイル・システム固有のツールで
IFS 情報を管理します (ルート・ファイル・システムのデータは Windows Explorer など)。例外として、バックアップのようなシステム管理タスクがあります。これらのタスクについては、iSeries
の優れたシステム管理ツールを最大限に利用してすべてのサーバーとアプリケーションを集中管理します。
Sharon L. HoffmanはNEWS/400 の上級テクニカル・エディターで、as400network.com では「AS/400
展望台」というコラムを担当しています。1981 年以降 IBM のミッドレンジ・システムに携わり、幅広いアプリケーション開発のみならず技術的教育プログラムの立案・指導に当たってきました。
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IFS ファイル・システム
NFS (ネットワーク・ファイル・システム): UNIX アプリケーションが他のサーバーと情報を共用し、他のサーバーの情報にアクセス。
QDLS (文書ライブラリー・サービス): AS/400 の文書とフォルダーを格納。
QFileSvr.400: リモート AS/400 の情報を格納。
QNetWare: Novell NetWare サーバーがローカル情報とリモート情報両方にアクセス。
QNTC: 統合 xSeries サーバーまたは新たに発表された統合 xSeries アダプター付属の xSeries サーバーなど、Windows
NT (4.0 以上) が動作するシステムの情報にアクセスする Windows NT Server ファイル・システム。
QOpenSys: UNIX ファイル・システム。ファイル名は大文字と小文字を区別。
QOPT (光ファイル・システム): 光メディアに格納されているデータを扱う場合に使用。
QSYS.LIB: フォルダーと文書を除いたすべての固有 AS/400 オブジェクトを格納。
root: QOpenSys と異なる命名規則 (大文字と小文字は区別しない) を使用する PC ファイル・システム。? DOS ファイル・システムをもとに標準
PC ディレクトリー構造ですべての PC データ・タイプを格納する。
UDFS (ユーザー定義ファイル・システム): システム管理者が定義し、補助記憶域プール (ASP) または独立型補助記憶域プール (IASP)
に格納されている。
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■WebSphere Application Server と IFS
by Jay Kelley 及び Vinny Luc
WebSphere を効率的に使用するには WAS ディレクトリー構造と IFS の理解が不可欠です。
IBM のWebSphere Application Server (WAS) により iSeries は、ダイナミックな Web ページを提供する場合の効果的な選択肢となります。Integrated
File System (IFS) での WAS の編成方法を知ることは Web リソースを最大限に管理するために必要なスキルです。この記事では
WAS のディレクトリー構造を説明します。
ディレクトリーの考察
WAS セットアップ・プログラムにより、IFS ルート・ディレクトリー配下の QIBM ディレクトリーにアプリケーション・サーバーがインストールされます。プロダクト自体は
QIBM/ProdData/WebASAdv ディレクトリーにインストールされます。プロダクトが格納されるディレクトリーにはいくつかのサブディレクトリーがあります。そのうち
1 つは bin と呼ばれています。bin ディレクトリーにはいくつかのスクリプト・ファイルが格納されており、管理タスクに使用できます。たとえば、便利な
Java プログラムに IPTest.class ファイルがあります (Java 仮想マシンでこの Java クラスを実行する必要があります)。このファイルを実行してホストの
TCP/IP スタックをテストできます。その他に便利なスクリプトとして XMLConfig スクリプトがあります。このスクリプトは XML
ファイルから管理リポジトリーへ、管理リポジトリーから XML ファイルへと WebSphere を構成できます。これは管理リポジトリー構成情報を保存またはトランスポートする場合に便利です。実際の管理リポジトリーは、QSYS
ファイル・システムの EJSADMIN ライブラリーにある DB2 ユニバーサル・データベース (DB2 UDB) ファイルの集まりです。
lib ディレクトリーはシステム・ライブラリーです。このディレクトリーには WAS システムをサポートする JAR ファイルが格納されています。システムレベルまたはユーティリティーレベルの
JAR ファイルをこのディレクトリー領域に追加できます。JAR ファイルを lib ディレクトリに追加すれば、JAR ファイルの内容を含めるために各
Web アプリケーションのクラスパスを構成する必要がありません。そのかわりに、単にクラスをこの領域に公開し、複数のアプリケーションでコードを共用します。ここは
AS/400 Toolbox for Java といった共通関数を格納する論理域です。
QIBM/UserData/WebASAdv ディレクトリーには構成オブジェクトおよびユーザー・アプリケーション・オブジェクトが入っています。ユーザー・データ、特にアプリケーション・サーバーで実行する場合に作成する
Web リソースは通常このディレクトリー下にセットアップされます。プロダクト自体とユーザー固有のリソースを分けることで、アプリケーションのリソースを破壊せずに容易にプロダクトの更新ができます。ProdData
および UserData のこうした扱いは iSeries 固有であり、Windows NT ディレクトリー構造とは異なることに注意してください。
QIBM /UserData/WebASAdv の別のサブディレクトリーである hosts ディレクトリーは、アプリケーション・サーバーで構成された仮想ホストを分割します。いったん
WAS をインストールすると、default_host ディレクトリーが作成されます。このディレクトリーをインストール用に作成する実際の仮想ホスト・ディレクトリーに置き換えます。一般的には、仮想ホスト・ディレクトリー階層構造下に
Web アプリケーションを公開します。
WAS 下に Web アプリケーションをフレキシブルに構成できます。また、IFS の任意のディレクトリー領域に Web リソースを格納できます。しかしその場合、適切なオブジェクト権をカスタムの発行領域に確実に適用しなければなりません。たとえば、選択した任意の標準外発行ディレクトリーに適切なオブジェクト権が適用されるように
QEJBSVR ユーザー・プロファイルを構成する必要があります。QEJBSVR ユーザーは、アプリケーション・サーバーが動作するユーザー・プロファイルです。QEJBSVR
ユーザーには、要求されたどの Web リソースでも読み取り権限と実行権限 (*RX) が必要です。*PUBLIC 権限については、読み取りアクセス権限だけ与えられるようにします。