ネットワークを小さい部分に分け、ひとつひとつをPINGを使ってテストしてみましょう。PINGとは、インターネット制御メッセージ・プロトコル(ICMP)を使う下層レイヤーのTCPプロトコルです。ICMPは保証済みのパケット送達を必要としないため、ネットワークの問題を明らかにするには最適です。iSeries
PINGコマンドを使用するアプリケーションは、ICMPパケットを一定のインターバルで、たとえば毎秒1つという割合で送信してから、直ちに応答を待機します。各PINGパケットがネットワーク上で応答を確認されるチャンスは1度だけです。応答が返ってこないと、「No
Response From Host(ホストから応答がありません)」という状況が知らされます。
この時点で依然としてPINGが正常に動作していない場合は、iSeriesの製品活動記録ログ(Product Activity Log、PAL)を調べてみてください。PALには、ハードウェアからネットワークに至るまでに起こった問題が示されています(図1参照)。PALを確認するには、STRSST(Start
System Service Tools、システム・サービス・ツールの開始)と入力してから、オプション(1、1、1、5、1)を順番に選択します。オプションを入力するたびにEnterキーを押してください。ここで、問題のあるインターフェースに関連する回線名を探します。問題がLANレベル(たとえば、輻輳、ハードウェア限界、トランシーバーに関する問題)にあれば、そのことが分かるはずです。