この図のどこがおかしいのでしょうか。そうです、リモート・ユーザーにファイヤーウォールがありません。リモート・ユーザーのPCに(簡単に見破られるパスワード、パスワードの未設定、デスクトップ・オペレーティング・システムの欠陥などにより)侵入したハッカーはリモート・ユーザーとして企業LANに対してアクセスできてしまうのです。つまり、すべてのリモート・ユーザーは、最低でもファイヤーウォールで保護されていなければならず、そのファイヤーウォールは自分で管理できるものでなければなりません。これがVPNクライアント・ソフトウェアで議論となるところです。VPNクライアントは安価ではありますが、ソフトウェアの設定を誤りやすいので安全性の点かなり劣ってしまいます。この問題は、Microsoft社が同社のMicrosoft
Server 2003用のVPNクライアント・ユーティリティを完全にオーバーホールして、VPNの操作を許可する前のエンド・ユーザーのコンピューターが全く無保護ではないことを実証したくらい深刻なものです。