EDMソリューションは、予め印刷されたフォームやインパクト・プリンタを使用して請求書、注文書などのビジネス・ドキュメントを作成する従来のシステムと異なり、コピー用紙、レーザー・プリンタ、プリンタ制御言語(PCL:Printer
Control Language)やPostScriptなどといったページ記述言語を使用して見栄えのする出力を作成します。さらに、こうしたアプリケーションを使用することによりWebで使用可能なアーカイブにドキュメントを電子的に保存したり、ファックスや電子メールでドキュメントを配布したりすることが可能になります。
EDMソリューションにはさまざまなものがあり、そのすべてが実装までのキーとなる複数のステップを必要とします。まず、予め印刷されたフォームの電子版を作成します。iSeries市場の複数のベンダーが依然として5250ベースのツールをサポートしていますが、32ビットGUIベースのフォーム・デザイナを選択することで時間と労力を確実に節約できます。フォームの設計は、グラフや線や四角、テキストなどの一般的なフォーム要素からなるWord文書を作成するのと同様に直感的です。さまざまなフォントや、色、サイズ、太字、斜体字、文字の配置、下線などといった標準のテキスト属性を自由に使用できます。選択するソリューションは、小切手や主要なバーコードの種類を印刷するための磁性インキ文字認識(MICR:Magnetic
Ink Character Recognition)をサポートしていなければなりません。また、スキャナで読み取られたドキュメントの画像を設計プロセスの出発点として使用するようなツールを提供しているベンダーもあります。こうした支援ツールは、電子ドキュメントに対応する紙の文書の基本的なレイアウトを維持する複雑なフォームを設計する際に特に有用です。