ジョブログは障害のデバッグを実行したり、プログラムが仕様通りに実行されていることを確かめたり、ジョブに何が起きたかを調べたりするのに有効なツールです。しかし有効であるがゆえに、システム上で集められたジョブログすべての処理や管理が複雑になる場合もあります。V5R4の新しいWork
with Job Logs(WRKJOBLOG)コマンドは、こうしたタスクの処理を容易にします。このコマンドを使用すれば、システム上で保留中のジョブログやスプールされているジョブログを、今までとは異なる方法で検索、表示、削除することができます。
Work with Job Logsコマンドの結果の表示
WRKJOBLOGコマンドが実行されると、コマンドの選択基準に適合したジョブログの一覧が表示されます。本稿では、12個のSubmit Job(SBMJOB)コマンドを実行し、JOB01〜JOB12のそれぞれに対して異なるジョブ名(JOBパラメータ)を指定しました。たとえば1番目のコマンドは以下のようになります。
例1:ジョブログの*PNDから*SPLへの遷移 保留されたジョブログを残した完了ジョブに対しては、ジョブログの状態はChange
Job(CHGJOB)コマンドを使用してスプールファイルの状態に遷移させることができます。遷移させるには、PND2SPLのジョブに対してオプション12=Work
with jobを選択し(図5)、オプション40を使用して*JOBENDまたは*JOBLOGSVRをLOGOUTPUTパラメータに指定してジョブを変更します。[Enter]キーを押すとWork
with Job Logs表示に戻ります。
例2:ジョブの削除(スプールファイルの分離) 別の遷移の例でスプールファイルを分離してみます。最初の例と同じように、オプション12を入力してジョブを処理します。次にオプション40を入力してSPLFACNパラメータに*DETACHという値を指定してジョブを変更します。[Enter]キーを押すとWork
with Job Logs表示に戻ります。