障害と解決の実例集
<<今月の目次>>
●SAVSYSが保管できない
●V5R3 保管コマンドのアクセス・パス保管パラメータについて

SAVSYSが保管できない

【現象】
制限状態にしてSAVSYSのコマンドを実行後、2時間たっても応答がなかったり、 CPF375E(保管しようとしたオブジェクトまたはデータベースファイルのメンバーが多すぎる)とういメッセージで終了してしまったりする。


<切り分け作業1>
SAVSYSコマンドで、OMITバラメータにて「*SECDTA」を指定すると、保管が 完了する。

<切り分け作業2>
SAVSECDTAで保管をおこなうと、2プロファイルで以下のエラーがでた。
CPD373D(ユーザープロファイルxxxが大きすぎて保管できない)

<原因>
1プロファイルで権限の情報を保管するオブジェクトに制限があり(16MB:OS4.3)その制限を超えてしまった。

<対応>
CPD373Dの回復手順にもあるように、権限を除去するか、オブジェクトを除去するしか方法はないと思われる。

※今回の事例のお客様では、毎日受信している大量のデータ(1万件/日)に対して、 特定の2プロファイルに権限が自動的に与えられていて、なおかつ履歴(4カ月)を保存していた。したがって、4ケ月に1度の整理後であれば、SAVSYSの保管が可能だと思われる。



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V5R3 保管コマンドのアクセス・パス保管パラメータについて

V5R3よりシステム値「QSAVACCPTH」が追加されています。
このシステム値は保管コマンドでアクセス・パスを保管するかどうかを指定します。

システム値のデフォルトは「1」(アクセス・パスを保管する)です。
--------------------------------------------------------------
                システム値の表示

システム値 . . . . . . : QSAVACCPTH
記述 . . . . . . . . . : アクセス・パスの保管

アクセス・パスの保管 . : 1    0= 保管しない
                     1= 保管
--------------------------------------------------------------

一方SAVLIBなどの保管コマンドのACCPATHパラメータのデフォルト値は「*SYSVAL」になっています。
---------------------------------------------------------------
               ライブラリー保管 (SAVLIB)

選択項目を入力して,実行キーを押してください。

活動状態保管 メッセージ 待ち行列  *NONE   名前 , *NONE, *WRKSTN
 ライブラリー . . . . . . . .         *LIBL   名前 , *LIBL,  *CURLIB
アクセス・パス保管 . . . . . .      *SYSVAL   *SYSVAL, *NO, *YES
保管ファイル・データ . . . . .      *YES    *YES, *NO
記憶域 . . . . . . . . . . . .         *KEEP    *KEEP, *FREE
データ圧縮 . . . . . . . . . .        *DEV    *DEV, *NO, *YES, *LOW...
データ短縮 . . . . . . . . . .        *DEV    *DEV, *NO
除外するライブラリー . . . . .     *NONE    名前  総称* , *NONE
値の続きは+
除外するオブジェクト :
オブジェクト . . . . . . . .         *NONE   名前, 総称* , *NONE, *ALL
 ライブラリー . . . . . . .          *ALL   名前 総称* ,  *ALL
オブジェクト・タイプ . . . .        *ALL   *ALL, *ALRTBL, *BNDDIR...
値の続きは+
ASP 装置 . . . . . . . . . . .        *       名前 , *, *SYSBAS...
出力 . . . . . . . . . . . . .          *NONE   *NONE, *PRINT, *OUTFILE
続く ...
----------------------------------------------------------------
上記デフォルト値の為、デフォルトでアクセス・パスが保管されるようになりました。 したがって、保管操作に対する時間が長くなったり、保管媒体が多く必要になったりする場合があります。
以前のバージョンと同様な動作にする場合はシステム値「QSAVACCPTH」の値を「0」に変更して下さい。


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