2018.10.25
 

メモリープール割り振りの固定化

Question

普段、バッチ処理や*BASEプールを用いて動く外部アプリケーションをメインに使用しており、対話ジョブや印刷ジョブはほとんど使用していません。

そこで、メモリープールを*BASEに多く割り振ることで、パフォーマンスが上がりシステムを効率的に利用できると考えています。

システム値QPFRADJにてパフォーマンス調整を「0= 調整なし 」とし、メモリーの割り振りを一点に集中させたいのですが、手動でメモリーを割り振る方法を教えていただけますでしょうか。

Answer

変更方法は、WKRSYSSTSなどから値を変更する事が可能です。

ただ、メモリー割り振りについては、システムパフォーマンス全体にかかわる重要な判断を要しますため、手動での変更は一度よく検討いただいたほうがよろしいかも知れません。

まず、

  • OS部分である*MACHINEのメモリープール不在がネックである
  • 対話ジョブ、印刷以外の*BASEパフォーマンスがネックである

というのであれば、余剰メモリープールから割り振ることは、パフォーマンスが改善される可能性があるかもしれません。検討の余地がございます。

しかし、システムは総合的なバランスによって成り立っています。

例えば、プール3,4に割り振られているメモリーを*BASEにすべて割り振ったとして、3,4でプール不在が多発するようになると、ディスクからデータを読み込むためにI/Oが多く発生する可能性がございます。

メモリーを割り振ったとしても、*BASEプールでページ不在が一切発生しないわけではありません。

ページ不在が発生したため、ディスクへデータを読みに行く際に、プール3,4の影響でディスクI/Oが多く発生しているために、*BASEプールのページ不在を解消するためにディスクI/Oのパフォーマンスがネックになり、結果的にパフォーマンスが悪化する。 ということも考えられます。

システム・デフォルトの値としては「2=IPL時に自動調整」となっています。

古いコンピュータでは、ユーザー側がリソースの割り振りを手動で決めることも往々にございましたが、結果として、コンピュータ側が「どう使っているか」を分析し、自動割り振りとしたほうが良いパフォーマンスが得られている為、システム・デフォルトの値もIPL時に自動調整となっている、優秀なコンピュータになってきていると考えられます。

ある程度はOSに任せてみて、それでも想定したパフォーマンスが出ていないと感じられる場合には、検討してもよいかもしれません。

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