2018.11.08
 

ユーザープロファイルの削除について

Question

退職者のユーザープロファイルを削除しようとしたのですが、WRKUSRPRFで該当のユーザープロファイルにOPT=4を入れて実行したところ、削除できないと、エラーが発生しました。

どのようにしたら削除できるのでしょうか。

Answer

削除対象ユーザーが所有しているオブジェクトが、システム上に存在している為と考えられます。

まず、所有者になっているオブジェクトが存在するかどうかを、WRKOBJOWNあるいはWRKUSRPRFの「12= 所有者によるオブジェクトの処理」で 確認してください。

所有オブジェクトの対応方法は、以下の方法がございます。

  1. すべて所有者を変更する
    ユーザーを削除する際に、新しい所有者を指定することが可能です。
    DLTUSRPRF USRPRF(USER1) OWNOBJOPT(*CHGOWN USER2)

    すべて一斉に新しいユーザーが所有者となりますので、本当にそれで問題がないか検討いただく必要があります。

  2. すべて削除する
    所有オブジェクトがすべて不要なのであれば、プロファイルとともに削除することも可能です。
    DLTUSRPRF USRPRF(USER1) OWNOBJOPT(*DLT) 

    実行すると、ユーザープロファイルとともにオブジェクトも削除されます。

    実は使用しているオブジェクトがあった場合はシステムで利用しているアプリケーションが使えなくなる等、取り返しがつかなくなりますので事前にテープあるいはSAVFに保管しておく等、注意が必要です。

  3. 個別対応をする

    WRKOBJOWNあるいはWRKUSRPRFの「12= 所有者によるオブジェクトの処理」では所有者を個別変更することも可能です。

    所有オブジェクトを確認し、必要なオブジェクトは所有者を変更してください。 新しい所有者が決めかねる際、「QDFTONW」というIBM提供のユーザーを指定いただくという方法もありますが、 ユーザー「QDFTONW」は、所有者不明オブジェクトの省略時の所有者として使用されるユーザーになりますので、オブジェクト管理の意味ではお勧めいたしません。

また、ユーザープロファイルを削除する際、例えばジョブスケジュール、登録簿などでも対象ユーザーが使用されていないか確認する必要があります。

たった1つユーザーを削除するにしても、関連する処理が多岐にわたる場合がありますので、削除処理を行う前に十分な調査をしてください。

ページトップ

ボタン