2019.04.11
 

他のIBM i (AS/400)システムのIFS領域を触りたい(QFileSrv.400)

Question

弊社では区画が2つあり、片方は一般ユーザーが利用するもの、もう片方は開発ユーザーが利用するものというように分けています。一般ユーザーのオペレーションの中で、開発側にある特定のIFSオブジェクトを、各ユーザーディレクトリにコピーさせる処理があります。

現在はユーザーから要望を受けると、そのオブジェクトを開発環境からFTP転送しています。 ユーザーからの要望もあり、これらの操作を開発側ユーザーを経由せずに、自由に持ってこられるようにしたいと考えています。

何か方法はありませんでしょうか。

Answer

システム要件の詳細が不明なため、条件に合致するかお試し頂きたいところですが、現在頂いている要件ですと、QFileSrv.400ディレクトリーの機能を用いてはいかがでしょうか。

QFileSrv.400はSS1(OSの機能)に含まれています。

この機能では、同一ネットワーク内にあるIBM i (AS400)のリモートシステムのIFS領域を統合ファイル・システム・インターフェース(WRKLNK実行画面)を介し、Rootディレクトリーにアクセスしたり、ファイルの削除やコピー、移動、情報の参照等を行えます。

使用準備は下記の通りです。例えば
10.1.150.AというIPアドレスを持った区画Aと
10.1.150.BというIPアドレスを持った区画Bがあるとします。

IFS領域上にQFileSrv.400という名前のディレクトリーがありますので、区画Aに/QFileSvr.400/10.1.150.B、とディレクトリーを作成し、オブジェクトリンクを「5=表示 」で進む事で、区画BのIFS領域を区画Aから操作することができます。

ファイルのおおよその位置は分かるが、どのディレクトリーに入っているかわからない、といった場合には、下記の記事を参考にしてみてください。
https://www.e-bellnet.com/category/hint/1903/1903-5.html

例:
find /QFileSvr.400/10.1.150.B/TESTDIR -name MOD -print
→結果が/QFileSvr.400/10.1.150.B/TEST/TESTMOD/MODと返ってきたとします。

必要なオブジェクトの場所が分かりましたら、CPYコマンドにて

CPY OBJ('/QFileSvr.400/10.1.150.B/TEST/TESTMOD/MOD')
 TODIR('/userdir') とすると、/userdir内にオブジェクトをコピーする事ができます。

お試しいただければと存じます。

hint03

ページトップ

ボタン