2019.05.16
 

DSPTAPの見方について

Question

IBMi(AS/400)のシステム担当になって間もないのですが、先日初めてフルバックアップを取得しました。 ログには「保管されました」と出ていたので問題はないと思うのですが、具体的に、どのような情報が保管されているのかを知っておきたいと思っています。

DSPTAPというコマンドがあることは分かったのですが、内容の見方などを教えていただくことは可能でしょうか。 因みにフルバックアップは、メニュー「GO SAVE」の「21. システム全体」を実行しています。

Answer

まず、フルバックアップは具体的にどのような保管コマンドが使用されているかをご確認ください。

メニュー「GO SAVE」の「21. システム全体」でヘルプを確認すると、実行しているコマンドを確認することができます。

実行しているコマンドの中には、保管前および保管後に実行されるコマンドも含まれていますが、実際の保管コマンドは以下になります。

  • SAVSYS・・・・・・・・・・ ライセンス内部コードおよびOS部分
  • SAVLIB LIB(*NONSYS)・・・すべてのライブラリー
  • SAVDLO・・・・・・・・・・ 文書化オブジェクト
  • SAV・・・・・・・・・・・・ 統合ファイル・システム(IFS)

DSPTAPの結果を出力したものと照らし合わせると、以下のようになります。

  • SAVSYS・・・テープ最初の「QFILEIML」から「QFILE」の直前まで
  • SAVLIB・・・「QFILE」から「QDOC」の直前まで
  • SAVDLO・・・「QDOC」
  • SAV・・・・・「SAVyyyymmdd」

ユーザープロファイルおよび構成情報についてはSAVSYSに含まれますが、具体的にいうと、プロファイルはラベル「QFILEUPR」に、構成情報はラベル「QFILEIOC」に保管されています。

なお、SAVLIB LIB(*NONSYS)コマンドで保管される「QFILE」ですが、これは、「*NONSYS」や「*ALLIUSR」等のキーワードで保管した場合のライブラリーリストが記録されているものです。

「*NONSYS」や「*ALLUSR」等のキーワードを使って復元をする際に必要になりますので、覚えておくとよいでしょう。

念のため、QFILE自体には、実際のデータは含まれていません。

この情報を知っておくと、システム障害でテープから復旧する場合だけでなく、オブジェクト損傷などの部分的な問題が発生した際にもお役に立てるものと思います。

もう少し具体的に知りたい場合は、以下IBMのサイトがございますので、ご確認いただければと思います。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=nas8N1017833

今年のゴールデンウィークは前例にない10連休という大型連休でしたが、ゆっくり休めましたでしょうか。

長期休暇の後というのは、不思議とシステムトラブルが発生することがあります。

トラブル対応のためにフルバックアップテープを使用しようとしたら、実はデータが不足していました・・・という事態がないよう、確認しておくことが大事ですね。

ページトップ

ボタン