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IBMi海外記事2016.02.09

IBM iの使用容易で有用なモバイル・アプリケーション

Dan Burger 著

モバイル・アプリケーションを構築するIBM ミッドレンジのショップが増えて、機能と機構のアイディアが拡がっています。それらのなかで注目に値するのはIBM iベースのアプリケーションとの組み合わせによるバーコード・スキャナーです。これはBCD Software社がその需要を見越して開発したPresto Mobileと呼ばれるアプリで、iPhone あるいはiPadからモダナイズされたグリーンスクリーンにアクセスする為のアプリケーションです。

IBM iデータの使用が基本的な要件となりますが、バーコード・スキャナーとしてビルトインのカメラを使う機能が加えられており、この機能がPresto Mobileの原動力になっているとBCDの親会社Quadrant Softwareのバイス・プレジデントMarcel Sarrasinは語っています。

BCDの顧客の大部分がバーコード機能と共にブラウザーで稼働するアプリケーションを求めており、Sarrasinは「これは技術上のニーズ」だと言います。

Prestoはモダニゼーション・ツールであり、グリーンスクリーンをどのWebブラウザーからでもアクセスできるWebインターフェースに変換します。事前定義のスキンあるいはテンプレートを使っており、スクリーンをモダナイズし、またワークフローを簡素化します。Windowsベースのビジュアル・エディターによってユーザーはグリーンスクリーンをグラフィカルに変換することができます。

現時点では、Apple機器でしか使用できませんが、間もなくAndroidでも使用可能になる予定です。

Presto Mobileアプリケーション(無償)をダウンロードして既存の独創的なPrestoアプリケーションにアクセスしてください。BCDはJavaScriptコードの一部を提供してバーコード・スキャナーの機能に加えています。

PrestoはIBM iで稼働します。したがって、接続はIBM iサーバーのIPアドレスをこのアプリケーションにインプットするような簡単な操作です。

Sarrasinは、スマートフォンのユーザーに既存のスクリーンから不要と思われる情報を削除して小さなスクリーンを最適化することを勧めています。そのスマートフォンを一般の使用に比べて簡素化されたタスクのために使用するからです。

Sarrasinは「通常、グリーンスクリーン上には多くの情報が存在している。スマートフォンのユーザーにとって必要なものは一般的に既存スクリーンの小サブユニットに過ぎない。Prestoのビジュアル・エディターはこれらの変更に使える。最適にするためにスクリーンを簡素化するだけのこと」と説明しています。

Presto Mobileのアップデートにはこのアプリケーションに組み込まれている地理位置情報機能とオーディオのキャプチャー機能が含まれるとSarrasinは説明しています。

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