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製品・技術情報2020.02.12

キャッシュバッテリーって無くなったの?

Question

これまで3年に1度程度、ディスク制御カードのキャッシュバッテリー交換でシステムを停止して保守を実施してもらっていました。

最近の機器ではキャッシュバッテリーが無くなったと聞きましたが、定期的に上記の様なシステムを停止しての保守を実施する必要が無くなるのでしょうか?

Answer

どの様な機器構成にするかに依りますが、最近のディスク制御カードではキャッシュバッテリーが搭載されなくなりました。

バッテリーに代わりスーパー・キャパシタという異なる機構が採用された為です。

定期的に交換が必要になる様な消耗の仕方はしませんので、これまでの様な定期的な保守交換の必要は無くなります。

化学の専門的な話になってしまいますので簡単な説明となりますが、バッテリーとスーパー・キャパシタには以下の様な違いがあります。

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バッテリー:内部物質の化学反応によって充放電を行う。大容量化できるが長期的には劣化するので、交換が必要になる。

スーパー・キャパシタ:従来のキャパシタの交換不要というメリットを活かしながら、改良して容量を大きくしたもの。キャパシタは化学反応ではなく、静電気と同様に電荷の蓄積・放出によって充放電を行うので、劣化しにくいが容量が小さいという制約があった。

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どちらも電気エネルギーを蓄えているので同じ様に見えますが、決定的な違いとしてバッテリーには「化学変化」が起こります。

スーパー・キャパシタに寿命が無い訳では有りませんが、バッテリーの化学変化が起こる期間と比べると遥かに長い時間使用することが出来る為メンテナンスフリーというメリットが有り、この様な違いから、バッテリーではなくキャパシタが利用される様になったと考えられます。

※スーパー・キャパシタとはキャパシタの種類のことで、キャパシタとはコンデンサの別名です。

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