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サポートチーム便り2022.12.07

ACSをWindows11上で使うと黒い画面が消えません!?(Windows11 22H2でのWindowsターミナル画面)

Question

Windows11を使用していて、Windowsアップデート(22H2)を実行した後に、IBM i Access Client Solutions(ACS)を起動すると、コマンドプロンプトのような真っ黒なウィンドウが表示されます。

このウィンドウを表示させなくする方法は、ありますでしょうか。

Answer

まず、表示される真っ黒なウィンドウは、「Windowsターミナル」のウィンドウです。

【Windowsターミナル】

Windowsターミナルは、Windows11に標準インストールされています。

Windows10では、インストールすることで利用可能です。

Windows11では、当初から正式版であるバージョン 1.11が標準搭載されています。

デフォルトターミナルはWindows コンソールホストのままですが、1.12からは手動でデフォルトターミナルに変更可能となりました。

【説明】

Windows11 22H2 (KB5019509) 以降、この既定の環境は"Windowsコンソールホスト"から "Windowsターミナル"に変更されました。

この変更により、「Windowsターミナル」環境でACSが使用されている時は常にWindowsターミナルが開いたままになります。(ACSの問題ではございません)

この変更は、Windowsターミナル バージョン1.15以降がインストールしている場合に適用されます。

【解決方法①】

ACSと一緒に開くWindowsターミナルを最小化するか、バックグラウンドのままにします。

この変更は、使用時の Access Client Solutions の動作には影響しませんが、コマンドプロンプトを閉じると、ACSも閉じてしまいます。

【解決方法②】

Windowsターミナルの設定を、「Windows コンソールホスト」に変更します。

変更を有効にするには、PCを再起動する必要があります。

「スタート」 → 「設定」 → 「プライバシーとセキュリティ」 → 「開発者向け」 から設定を変更します。

「設定」

※ご参考サイト:
「Access Client Solutions and Windows 11 Version 22H2- Windows Default Console」
https://www.ibm.com/support/pages/access-client-solutions-and-windows-11-version-22h2-windows-default-console

by あすと

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