WRKPRB に報告された問題は消せないのでしょうか?
Question
先日WRKPRBにハードウェア関連の問題が記録されました。
既に対応が終わっているのですが、WRKPRBに記録された問題がOPENDのまま残っています。
どのように処理すればいいのでしょうか。
基本的には何も問題が表示されない状態をキープし、問題が記録されたなら1カ月は残しておきたいです。
Answer
対応が完了しているのであれば状況をOPENEDのまま放置しておいても良いですし、OPT8(問題の処理)から「20. 問題の終了」で状況をCLOSEDに変更しても良いと思います。
今回のご要望ではWRKPRB(問題の処理)画面の状況ステータスは実はあまり重要ではありません。
このステータスは、問題を外部(IBM)へ連携する際の現在の問題の対応状況を示すものだからです。
WRKPRBに残る問題IDを一覧から消去する場合、別の設定値を気にする必要があります。
WRKPRBに報告された問題IDは、システム値 QPRBHLDITV に設定した日数まで保持されます。
システム値 QPRBHLDITV のデフォルト値は 30 日です。
デフォルトのままであれば、問題が記録された時点から30日間保持され、この期間が過ぎると削除できるようになります。

システム値 QPRBHLDITV の変更は即時に反映されます。
もし直ぐにでも問題をリストから消したい場合には、例えば、一時的にシステム値 QPRBHLDITV を0日に変更して、対象の問題をWRKPRBのOPT4(削除)にて消し、システム値 QPRBHLDITV を30日に戻すということも可能です。
今回のご要望では「問題が記録されたなら1カ月は残しておきたい」ということですので、システム値「QPRBHLDITV」がデフォルト値の「30」であれば特に対応不要ですが、もし不要な問題IDをすぐに削除したい際にはお試しいただければと思います。
by . 槻樹