お気に入りのRSE/RDiのキーボード ショートカット
RDiを使用してCL、DDS、RPG、またはCOBOLコードを編集していると、キーボードから手を離してマウスを使用しなければならない機能で、キーボード ショートカットを利用できれば大幅な時間短縮になると気付かされることがあります。そこで、私のお気に入りのいくつかを紹介しようと思いました。私が使用するショートカットの多くは、メールや表計算やテキスト編集で使用する他のアプリケーションでも標準的なものです。RPGコード編集時には、そうした同じショートカットのいくつかを利用できることは忘れてしまいがちです。
2007年にこの記事の元になった記事が掲載されてから、ショートカットに関して多くのことが変わっています。これらのショートカットの中には、最近のRDiのリリースで変更や追加のためにアップデートされているものもあります。もっとも、変わっていないことが1つあります。それは私がキーボード ショートカットが大好きだということです。この元の記事以降、お気に入りのRDiのキーボード ショートカットのリストを公開し、定期的に更新してきました(リンク先からダウンロード可能です)。より包括的なショートカットのリストについては、その記事をご覧ください(併せて下の関連記事のリンクも参照してください)。
以下のキーボード ショートカットは、他のアプリケーションでも使用される標準的なキーボード ショートカットです。
- Ctl-Cでコピー、Ctl-VまたはShift-Insertで貼り付け、Ctl-XまたはShift-Deleteで切り取り。コードのコピー、移動、貼り付けに関しては、これとは別にRDi独自の方法があります。それらについては、こちらの記事を参照してください。
- Ctl-Zで元に戻す(私のお気に入りのリストの上位にランク)、Ctl-Yでやり直し。
- Homeで行頭へジャンプ、Endで行末へジャンプ。
- Ctl-Homeでメンバーの先頭へジャンプ、Ctl-Endでメンバーの最後へジャンプ。
- Ctl-Fで検索/置換ダイアログを開く。
- Ctl-Sで、メンバーを閉じることなく、ソースを開いた場所(通常はホスト ソース メンバー)にソースを保存する。
以下のショートカットは、標準的な他のアプリケーションと共通のショートカットではなく、Eclipseとの組み合わせの場合や、RDiワークベンチ自体でのみ使用されるものです。これらは、ワークベンチ内でのナビゲーションに使用しています。以下に、私のお気に入りのいくつかを紹介します。
- Ctl-F6で、エディター タブを切り替え。すなわち、開いているメンバー間での切り替え。
- Ctl-Eで、開いているメンバーをリスト表示(リストからメンバーを選択)。
- Ctl-F7で、ワークベンチ内のビューを切り替え(エディター ビューからアウトライン ビューへなど)。
- Ctl-F8で、開いているパースペクティブを切り替え(RSEからデバッグやiプロジェクトへなど)。
- Ctl-Mで、ワークベンチ内でビューを最大化または最小化。ビューの最上部でのダブルクリックに相当。例外があり、エディター ビューでは、まったく別の動作になる(それについては後述)。
- Ctl-Alt-Qで、ライブラリー、ファイル、およびメンバー名を指定してメンバーを開くためのダイアログを表示(RSEでフィルターを使用してドリルダウンする必要がない)。RDi、RDP、WDSCの以前のリリースでは、Ctl-Shift-A。
最後は、特にLPEXエディター(RDiがデフォルトで使用するエディター)に関係のあるお気に入りのショートカットです。
- Ctl-Backspaceで行を削除。何度もEnterを押して、ソースに空行がいくつもできてしまったときなどに便利。
- Alt-Sで、カーソル位置で行を分割。RPG式を書いていて行にスペースがなくなったときなどに有用。RDi V9.6以降では、Enterキーでも行分割が可能。
- Alt-Jで、現行の行の最後に次の行を結合。そうした複雑な式を処理する近道の方法として便利。
- RPGで固定形式演算仕様書の複雑なネストしたロジックを整理するのに非常に便利な2種類のショートカット、Ctl-MとCtl-Shift-O。
- - Ctl-M(ブロックを選択)は、RPGでIfやDoやBegSRなどのコード ブロックに対応するEndを検索してブロック全体を選択する。また、反対に、End命令に対応するブロックの先頭を検索する。これが、Ctl-Mでのビューの最小化/最大化のところで前述した例外。
- - Ctl-Shift-O(ブロック ネストの表示)は、矢印を使用してコード ブロックの始めと終わりを強調表示する。また、コード ブロック内でネストしているブロックがあれば強調表示する。
- Ctl-F5で、エディターによってソースに挿入されたものを消去。たとえば、エディター ウィンドウに表示される煩わしいピンク色のエラー メッセージ(メッセージを注釈として表示する最新のオプションを使用していない場合)や、上述のCtl-Shift-Oでネストしているロジックを強調表示するために描画される矢印など。
- Ctl-Shift-Vで、エディターでソースを確認。
- Ctl-Shift-Cで、エディターでソースをコンパイル。
キーボード ショートカットはこの他にもたくさんありますが、ここでは私のお気に入りの中からいくつかを紹介しました。まだお試めしになっていないキーボード ショートカットを紹介できていたとしたら幸いです。今後は、それらのショートカットが時間短縮に少しは役立つことでしょう。エディターの他のキーボード ショートカットを試してみたい場合は、エディターのコマンド ライン(コマンド ラインへの移動には Esc を押す)で、コマンド ? SEU を入力すると、長いショートカットのリストが記されたヘルプ ページが表示されます。併せて、以下の関連記事もご覧ください。私のお気に入りのショートカットについてさらに詳しく説明しています。
関連記事
Everybody Likes Shortcuts! Part 1, NavigationFinders, Keepers: Long Lost RSE Keyboard Shortcuts
Updated RDi Keyboard Shortcuts
Keep Your Hands on the Keyboard with RSE