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IBMi海外記事2020.01.15

developerWorksのコンテンツのバックアップをIBMが約束

Alex Woodie 著

先月、広く利用されているdeveloperWorksポータルを終了する計画を発表したことで、IBMは激しい反発に直面しました。その発表では、コンテンツの新たな保管場所を見つけることはコンテンツのオーナーに委ねられるということでした。その後、IBMは、移行の一環でコンテンツが失われることはない、と心配した顧客を安心させるための対策を講じました。

IBM は計画を大きく変更したわけではありません。今年の12月31日には、 developerWorks Connections WebサイトおよびすべてのdeveloperWorks Connectionsアプリケーションはオフラインになり、利用できなくなります。長年にわたって同社の顧客や技術プロフェッショナルによって生み出されてきた何千ものブログ、ファイル、フォーラム、wiki、およびアクティビティなど、ホスティングされているすべてのコンテンツが、2020年1月1日以降、これまでの方法を通じてのアクセスができなくなります。

しかし、現在、「ibm.com/developerworks/community」で始まるページに置かれている(すべてではないにしても)ほとんどのコンテンツは、代わりの役割を果たすことを目的としたサイトの1つへ移されると、developerWorks Webサイト担当のIBMのディレクター、Greg Gorman氏は述べています。

「多くのコンテンツ オーナーから連絡をいただいており、それぞれがコンテンツの適切な新たな場所を見つけられるよう積極的に協力し合って取り組んでいます」と、Gorman氏は『 IT Jungle 』へのメールで述べています。「おそらくは、IBM Communities、IBM Support、またはIBM KnowledgeCenterのいずれかに移されることになるでしょう。オーナーが適切と考えれば、コンテンツがIBM以外のサイトに置かれることになるケースもあるかもしれません。これについては、オーナーの判断次第です。そうすることで、結局は「適材適所」ということになるのではないでしょうか。」

先月、IBMは終了予定のすべてのdeveloperWorks Community Webページの上部にお知らせバナーを追加しましたが、 IBM i コミュニティの反応は否定的 でした。何十年分もの技術コンテンツが失われてしまうということで、コミュニティの老若男女がIBMの意向に対して反対の声を上げました。

TwitterやMIDRANGE-Lなどのオンライン上の集いの場では、終了計画に憤慨している他の顧客に対して、IBMがフィードバックを求めるために設置した「サポート フォーム」を通じてIBMにフィードバックを送るよう働き掛けが行われました。どうやら、実際にその機会を利用した顧客は多かったようです。

Gorman氏は、コミュニティの過剰反応だとしつつも、IBMはコミュニティとの間でその計画についてもっと上手にコミュニケーションを取ることもできたと思えるところもあったようです。その間ずっと、コンテンツの再ホスティングのために協力し合ってきたコンテンツ オーナーについては特にそう言えます。「計画を明確化するために、担当者に FAQ を分かりやすくさせる予定です」とGorman氏は述べます。「そうすることで不安を和らげることができると思います。」

更新されたFAQによると、1月1日に先立って、IBMはすべてのdeveloperWorks Connectionsコンテンツのバックアップを行うということです。これにより、もうすぐ終了となるdeveloperWorks Connections Webサイトから削除された後で、IBMがコンテンツをホスティングし直せることが保証されます。

「コンテンツは廃棄されるのではありません」とGorman氏は記します。「コンテンツをアーカイブして、すべてのコンテンツ オーナーに提供するため、今なお重要で役に立つ情報を整理して移動することができます。また、来年になって「乗り遅れ」のオーナーからデータに関して問い合わせがあった場合に備えて、バックアップにも置いておきます。」

すべてのコンテンツをバックアップするという約束こそが、IBMが行った最大の方針変更であり、そのことについては、現在、FAQに明記されています。10月の初めにIBMがdeveloperWorks Connectionsの終了を発表した時点では、コンテンツをホスティングするプラットフォームの技術的な問題から、Gorman氏にはバックアップを行えるという100%の確信は持てていなかったようです。そのため、Gorman氏はバックアップされることを確約しないこととしたわけですが、そのことで動揺を巻き起こしてしまったとしています。

「サイトをホスティングする環境でエクスポートまたはバックアップがネイティブでサポートされていないため、開発チームに、ソフトウェア パッケージを「ハッキング」して、多くの手作業を要することなく、データを取り出すことができるかどうか調べさせています」とGorman氏は述べます。「ここのところは、かなり上手く行っています。」

また、Gorman氏のチームは、IBM Championsを含む何人かのIBMコミュニティのメンバーにも協力を仰いでいます。コンテンツを効率的にバックアップする方法を見つけてくれると期待してのことです。

1月1日以降も、developerWorksページを選択するためにIBMが追加するWebサイト リダイレクトのおかげで、コンテンツの関係者はdeveloperWorks Connectionsコンテンツを見つけることができます。これにより、コンテンツが永遠に失われてしまうという不安はさらに和らぐはずです。

「コンテンツの移転が完了したら、新たな場所を見つけやすくするために、URLリダイレクトの設定を行います」とGorman氏は続けます。「コンテンツ オーナーから準備完了のゴーサインが出たら、すぐにURLリダイレクトを配置することができます。」

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