IBMi海外記事2016.05.26
RUNSQLSTM の 3 つのソース
Ted Holt 著
Run SQL Statements (RUNSQLSTM) コマンドは、SQL コマンドまたは CL コマンド (あるいはその両方) のファイルを実行します。このコマンドを使用したことがある場合、ソース物理ファイル・メンバーからコマンドが読み取られることはご存じだと思います。しかし、他に 2 箇所で SQL コマンドを読み取ることができることを知っていましたか?
まず、通常のやり方です。ソース物理ファイル SCRIPTS にメンバー LOADPLANTS があります。
![技術情報01](/category/jungle/technology/images/1605/image01.gif)
PLANTS 表を作成して、その表をデータで初期化するには、以下のようにします。
![技術情報02](/category/jungle/technology/images/1605/image02.gif)
SQL ステートメントを Integrated File System (IFS) に保存することもできます。現行ディレクトリーのストリーム・ファイル LoadPlants.SQL から同じスクリプトを実行すると、以下のようになります。
![技術情報03](/category/jungle/technology/images/1605/image03.gif)
最後に、SQL ステートメントをインライン・データ・ファイルに配置することができます。ソース物理ファイル BATCHJOBS にメンバー PLANTLOAD があります。
![技術情報04](/category/jungle/technology/images/1605/image04.gif)
PLANTS 表を作成し、ロードするには Submit Database Job (SBMDBJOB) コマンドを使用します。
![技術情報05](/category/jungle/technology/images/1605/image05.gif)
インライン・データ・ファイル方法を使用する人がいるとは思えませんが、IFS から SQL スクリプトを実行する方が可能性があると思いませんか?